NVVが寄付のための新規プラットフォーム構築で地元地域支援を継続

2020年11月17日カリフォルニア州ナパ・ヴァレー現地配信
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非営利団体であるナパヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)は、オークション・ナパヴァレーの新章が始まる2021年を心待ちにしている。

ナパヴァレー・ヴィントナーズとオークション・ナパヴァレーの役員会は、現行のオークション・ナパヴァレーのシステムを終了し、革新の精神をもって地元地域支援のために世界レベルのワイン産地としてどう資金提供を実現するべきか、今はそのしくみの再構築を行うべき時であると全会一致で合意した。

「世界的なパンデミックのためにオークションを中止せざるを得なかったことで、これまで成し遂げたことを振り返る時間と、私たちの未来を想像するゆとりができました。」とNVV役員会長であるロビン・バゲットは語る。

NVVは2021年6月のオークション・ナパヴァレーを実施しない意向で、その代わり来年1年間で今後40年に渡り多くの人に刺激を与えられるような寄付のための新規プラットフォーム構築を目指す。

「オークション・ナパヴァレーは世界レベルのワインイベントの基準を作り上げ、それに刺激を受け、価値のある目的のために資金を調達する数多くのイベントの企画が生まれたと自負しています。」とNVV役員会の副会長、ジャック・ビットナーは述べた。

ナパヴァレーのワインコミュニティ、ワイナリー、入札者、ボランティア、パートナーらは40年に渡り惜しみない寛大さでオークション・ナパヴァレーを支援してきた。オークション・ナパヴァレーの収益を通じ、NVVはこれまでナパヴァレーのコミュニティのため2億ドル以上を寄付している。

来たる年度はオークション・ナパヴァレーの再構築に注力するものの、NVVはこのような場合に備え積み立ててきたリザーブ・ファンド(予備資金)から2021年もコミュニティへの寄付を継続する。

NVVとその役員会は、オークション・ナパヴァレーの使命すなわちナパヴァレーの世界レベルのワインを活用してコミュニティに寄与することに注力し、今後の計画に関する対話を行うためワイナリーやボランティアを迎えるとしている。

NVV役員会の秘書兼会計のベス・ノヴァック・ミリケンは「今度ナパヴァレーのワインを楽しむ際には、これまでの偉大な40年間の成功と、きたる40年間に起こるだろう偉大な出来事のために私たちと共に杯を掲げていただきたい。」と述べた。

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ナパヴァレー・ヴィントナーズについて

550ものワイナリーが加盟する非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは、1944年に設立されて以来、一貫して最高品質のワインを造ろうと努力してきました。自身の故郷であるナパヴァレーの特別な大地を大切にし、環境活動にも積極に取り組み活動しています。詳しくはwww.napawine.jp(日本語)またはwww.napavintners.com(英語)をご覧ください。

 

このニュース・リリースに関するお問い合わせ先

ナパヴァレー・ヴィントナーズ 日本事務所
窓口:若下静
Japan@napavintners.com