NVVが地域のために830万ドルを寄付

2020年10月25日カリフォルニア州ナパ・ヴァレー現地配信
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ナパヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)は現地時間2020年10月25日に、昨今の困難な現状の中で地域に不可欠なサービスを円滑に提供するため、830万ドルの寄付を行うと発表した。このNVVの地域に対する精力的な取り組みは、ナパ郡の11万5千人を超える住民に医療及び児童教育を受けるための支援をもたらす。

今年はナパ郡にとって非常に困難な年であり、職を失った人々、山火事で家を失った人々、そしてパンデミックのために医療措置を必要とする人々からの需要が大きく高まった。

NVVは現在進行形で基本的なニーズに応えている、地域の復興に不可欠な29の非営利団体に対して資金を提供する。資金は健康の維持と家族へのサポートが滞りなく行われるよう即座に配分される予定だ。

NVVのプレジデント兼CEO、リンダ・リーフは「このような時こそ、力を合わせることで私たちの地域の強さが発揮されるのです。私たちの周囲には、隣人同士助け合うことのできるコミュニティであるという証があちこちにあります。我々はその努力に貢献できることを喜ばしく思います。ナパ・ヴァレーは素晴らしい場所であり、ここに住み、ここで働く人々の幸せに深く寄与できることを誇りに思います。」と語った。

この寄付はパンデミックへの対応、医療サービスの利便性、質の高いメンタルヘルスケア・サービス、児童教育に対するサポートなど、地域の懸念事項の解決に直接使用される。

「健全なコミュニティは最も弱い人々を助けることから始めますが、そこで終わりではありません」。オレー・ヘルス(OLE Health)のCEO、アリシア・ハーディはこう続けた。「私たちの患者も、そしてこの地域も、今は更なるサポートを必要としています。また、健康な人にも、自分は一人ではないと知ってもらう必要があるのです。NVVが毎年提供してくれるサポートは私たち住民にとって非常に大きな意味があります」。

40年以上にわたり、NVVは2億ドル以上を地域に寄付し、ナパ郡の全ての住民のため、医療制度の平等な利用と、児童教育制度の進歩を可能にしてきた。

この寄付はNVVが毎年開催する地域のための寄付を募るオークション・ナパヴァレーの収益による。今回の助成金は1991年、オークションが開催できなかった「不測の事態」に備えて設立されたヘルシー・コミュニティ基金(Healthy Community Fund)から捻出される。今年の初め、オークションはパンデミックのために史上初の中止を余儀なくされた。

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ナパヴァレー・ヴィントナーズについて

550ものワイナリーが加盟する非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは、1944年に設立されて以来、一貫して最高品質のワインを造ろうと努力してきました。自身の故郷であるナパヴァレーの特別な大地を大切にし、環境活動にも積極に取り組み活動しています。詳しくはwww.napawine.jp(日本語)またはwww.napavintners.com(英語)をご覧ください。

 

このニュース・リリースに関するお問い合わせ先

ナパヴァレー・ヴィントナーズ 日本事務所
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Japan@napavintners.com