コレクティヴ・ナパヴァレーを通じて子どものメンタルヘルス支援

樽から直接注がれるワインをワインメーカーと試飲する バレル・オークション参加者

リリース和訳 (原文はこちら

2022/6/4 ー現地配信―カリフォルニア州セント・ヘレナ

 コレクティヴ・ナパヴァレーのコミュニティは、子どものメンタルヘルスという非常に大事な目的のために初めて対面での集まりを開き、資金を集めました。

 「入札者の方をはじめ、ワイナリー、企業、ボランティアといった数多くの方々に支えられ、資金集めのファンドレイジング活動を成功させることができ大変光栄です。この結果は非常に喜ばしく、重要な活動に貢献できることを大変嬉しく思います」と、ナパヴァレー・ヴィントナーズのプレジデント兼CEOであるリンダ・リーフは述べました。

 寛大な精神がイベントには満ち溢れていました。新しい形態で行なわれた今年のバレル・オークションでは入札記録が更新され、平均ロット価格とケース価格がかつてないほどの高さに達し、150万ドルが集まりました。オークションに出品された75ロットのうち、1ケースあたりの平均価格は1,873ドルと2019年より9%上昇。平均ロット価格は18,683ドルと過去最高でした。

 コレクティヴ・ナパヴァレーは、地域社会の差し迫った課題のために季節ごとに資金を集めていく年間を通じた新しい取り組みですが、バレル・オークションは、そのひとつの活動に過ぎません。

 「今回のファンドレイジング活動は第一弾で、これからいくつもの取り組みが続きます。違う季節には異なる目的のために資金を調達していきます。夏のキャンペーンでは、ここ数年ニーズが高まっている子どものメンタルヘルスに焦点を当てることにしました」とリーフは述べています。

 教育関係者によると、地震や、火災、そして新型コロナウイルス感染症により、現在ナパ郡の学生の4人に1人がメンタルヘルスの問題を抱え、サービスの必要性が大きく加速しているといいます。

 「今週末に集められたすべてのお金は、ナパ郡の子どもたちの人生に有意義な影響を与えることになります。この資金のおかげで私たちの活動を拡充でき、とても感謝しています」と、ナパヴァレー教育財団の専務理事であり、地域社会と子どものメンタルヘルスに取り組むナパの非営利団体間の共同作業においてリーダーを務めるジェニファー・スチュワートは語っています。

 集められた資金は、個人およびグループカウンセリング、薬物乱用防止、いじめ防止プログラムなどをキャンパス内で利用可能にするため等に使われます。

 土曜日のコミュニティ祝賀会では、さらなる飛躍を期して、共に祝い、ワインを楽しみ、善い行いをしようといった気持にあふれ、週末を締めくくりました。

 次回は、環境保護活動の資金を集めることを目的とし、2022年11月4日~5日にヴィンテージ・セレブレーションとライブ・オークションの開催を予定しています。


ナパヴァレー・ヴィントナーズについて

 

ナパヴァレー・ヴィントナーズは、現在550を超えるワイナリーが加盟する非営利生産者団体です。1944年の設立以来、ワイナリーを導き、ナパ・ヴァレーの大地を守り、環境活動も牽引しながら、常に最高品質のワインを造り続けています。地域コミュニティーには、1980年代から約40年にわたり2億ドル以上の投資を行ない、公平な医療提供や児童教育における就学援助を続けてきました。地域社会とワイン業界における多様性をさらに高め、あらゆる人々を受け入れ、高い志をもちながら活動に取り組んでいます。
www.napawine.jp(日本語)www.napavintners.com(英語)


このニュース・リリースに関する問合わせ

 

ナパヴァレー・ヴィントナーズ・ジャパン(若下)
Japan@napavintners.com