2021/5/26 現地配信－カリフォルニア州セントヘレナ
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ナパ・ヴァレーのワイン・コミュニティは世界中から業界関係者をお迎えし、皆様との絆を再構築する準備ができたことに心を躍らせています。いよいよ来週、毎年恒例のプルミエ・ナパヴァレー・ワイン・オークションが開催されます。今年は6月1日から5日にかけて、オンラインと対面の両方で実施します。
一週間後にナパ・ヴァレーへ直接お越しいただける皆様には、ナパ・ヴァレーが史上稀に見る困難な時期を経験したにもかかわらず、以前と変わらない景色と空気を保ち続けていることを実感していただけるでしょう。違いがあるとすれば、そこに私たちの精神力と、回復力をより強く感じる点かもしれません。
「ナパ・ヴァレーには深く根付いた強い絆があります。その絆こそ、困難に直面した私たちを支えてくれたものです。この友愛の情は私たちのコミュニティの延長線上にいる、世界中の友人、そして仕事上のパートナーである皆様にも通ずるもので、皆様と私たちはつねに共にあるのです」－ジャック・ビットナー オーヴィッド 執行役員兼NVV役員会会長
プルミエ・ナパヴァレーはワイン業界の会員たちと強い信頼関係を構築すること、次のヴィンテージの状況を把握することを目的に25年前に創設されました。この基本理念は今でも受け継がれており、2021年には一層強固なものとなるでしょう。
「業界内の多くのパートナーが自宅からアクセスして参加、あるいはナパ・ヴァレーまで足を運び、オークションへ出資下さることをとても嬉しく思っています。皆様の継続的なご支援があってこそ、ナパに明るい未来が訪れるのです。」－ジャック・ビットナー
6月5日に開催されるファイナル・ライブ・オークションに先立ち、会員の皆様にはテイスティングと、バーチャルの1対1の対話を通じてワインメーカーたちとの交流を深めていただきます。会員登録をされた方には内容の濃い26もの対面式プライベート・テイスティングと、47のバーチャル・テイスティングをご用意しています。
「プルミエ・ナパヴァレーの一週間は唯一無二の経験となるはずです。ワインは人と人とをつなげる究極のツールで、この一週間にそれが凝縮されているのですから。今年のオークションに出品されるワインはどれもワインメーカーたちの創造力や探求心、そして偉大なワインを生み出そうとする情熱を映し出しています。」－ローズマリー・ケークブレッド ガリカ オーナー兼ワインメーカー 今年度のプルミエ・ナパヴァレー共同委員長
オークションに出品されるワインは60本から240本という数量限定のもので、他では入手できない149銘柄が揃いました。そのほとんどはエレガントな2019ヴィンテージのものですが、長期樽熟成を行った2018のカベルネや、2020の白ワインおよびピノ・ノワールのサンプルも含まれます。これらのワインは毎年恒例のプルミエ・ナパヴァレーのためだけに作られた特別なものです。
「雨の多い冬、そして涼しく長い生育期を考慮すれば、2019ヴィンテージが芳醇で、香りが幾重にも折り重なるワインとなったことは驚くことではありません。輝かしく、バランスに優れたワインには、美しく成熟した果実と決して過剰ではない細やかなタンニンを感じていただけることでしょう。」－ダイアナ・スノーデン・セイス スノーデン・ヴィンヤード ワインメーカー
今年のオークションでの新たな試みといえば、プルミエ・ナパヴァレーの一週間に開催されるイベントや、オークションそのものにもオンラインで参加が可能となったことでしょう。特にヴィンテージ・パースペクティブ・テイスティングは毎年開催されるイベントの中で最も人気が高いもので、ワイン業界の会員の皆様をご招待し、ナパ・ヴァレーの最新かつリリース間近なヴィンテージを最大限にお楽しみいただくものとなっています。
今年はそのヴィンテージ・パースペクティブ・テイスティングを6月1日から3日の間に毎日、オンラインで開催予定です。3名の著名なワイン・ジャーナリストたち（2018はジェームス・サックリング、2019はリサ・ペロッティ・ブラウンMW、2020はジェブ・ダナック）がモデレータとなり、ワインメーカーから今年のオークションに出品されたヴィンテージについて様々な話題を引き出します。
オンライン入札はザッキーズの協力を得て6月3日から受け付け、6月5日（土）13時（米国太平洋標準時）に始まるファイナル・ライブ・オークションで幕を下ろします。業界向けの会員登録はこちらから、オークションの開始までいつでも可能です。プルミエ・ナパヴァレーで得られた収益は全て、現在そして未来のナパ・ヴァレーを促進、保護、向上するための活動に使われます。
ナパヴァレー・ヴィントナーズについて
550ものワイナリーが加盟する非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは、1944年に設立されて以来、一貫して最高品質のワインを造ろうと努力してきました。自身の故郷であるナパヴァレーの特別な大地を大切にし、環境活動にも積極に取り組み活動しています。詳しくはwww.napawine.jp（日本語）またはwww.napavintners.com（英語）をご覧ください。
このニュース・リリースに関する問合わせ
ナパヴァレー・ヴィントナーズ 日本事務所（若下）
Japan@napavintners.com