大盛況の第22回プルミエ・ナパヴァレー、入札価格も好調

ナパヴァレー・ヴィントナーズ主催の
バレル・テイスティングと先物オークションでは、
入札価格が410万ドルを上回りました。

現地時間2018年2月24日– カリフォルニア州ナパヴァレー現地配信 (原文リリースはこちら

プルミエ・ナパヴァレーの競売人、アースラ・ヘルマシンスキー氏とフリッツ・ハットン氏 (写真提供:ナパヴァレー・ヴィントナーズ アレクサンダー・ルビン)

本日満員御礼で迎えたプルミエ・ナパヴァレーのオークションではワインの専門家らがこぞって意欲的な入札価格を提示し、落札額は総額で410万ドルを超えました。プルミエ・ナパヴァレーの収益は、ナパヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)によるナパヴァレーの振興、保護、強化のための活動に役立てられます。

「本日商品を競り落とした入札者の方々は、素晴らしいワインを手に入れただけではありません。ナパヴァレーの将来に投資していただいたのです」と、アワーグラスの創業社長であり2018年プルミエ・ナパヴァレー運営委員会の会長を務めるジェフ・スミス氏は語りました。

「ナパヴァレーを訪れたのは昨年10月の森林火災の発生後初めて」というバイヤーも多く、今年のプルミエ・ナパヴァレーは関係者にとって感慨深いものとなりました。

「私たちの取引先がどれほどナパヴァレーやワインの造り手、そしてナパヴァレーのワインとのつながりを大切にしているかは、今週のプルミエ・ナパヴァレーが物語っています」と、NVVの代表取締役社長リンダ・レイフ氏は語りました。「昨年の秋から今日にいたるまでの取引先の方々の前向きな姿勢と惜しみない支援に心から感謝申し上げます」

NVV主催のバレル・テイスティングとオークションでは、5年連続で高品質と評判の高い2016年のワインが最も大きな注目を集めました。

「2016年ものはナパヴァレーのワインの象徴とも言えるパワー、果実の純度、そして絹のような滑らかな舌触りの組み合わせがまさに絶妙です」と言うのは、カリフォルニア州エンシニータスにあるメリテージワイン・マーケットのダスティン・カノ氏。「バランスの良いフレッシュな味わいのワインは若いうちから楽しめます。一方で強さがあり、ストラクチャーや骨格も持ち合わせているので、寝かせることで素晴らしいワインにもなります。これぞ典型的なナパのワインです!」

プルミエ・ナパヴァレーのワインは、各商品とも60本から最大でも240本の限定生産品で、小売業者、レストラン経営者、カントリークラブや卸売り業者のみを対象に先物商品として販売され、落札するとそのワインの唯一の所有者となります。どのワインもその年のプルミエ・ナパヴァレーのためだけに生産され、二度と同じワインが造られることはありません。1枚ずつ手作業で貼られたラベルには付番と生産者による直筆のサインが入り、希少価値の高いナパヴァレーのワインを求める収集家への魅力をこの上なく高いものにしています。

オークションで入札にかけられた217の商品は、11の新規バイヤーと何年ぶりかに戻ってきた3バイヤーを含む58の入札者によって落札されました。

高額落札商品は、シルバーオーク、アルファオメガ、ロンバウアー・ヴィンヤーズ、VHR-ヴァイン・ヒル・ランチ、スタグリン・ファミリー・ヴィンヤード、シャペレ・ヴィンヤード、アワーグラス、オーヴィッド・ナパヴァレー、シェーファー・ヴィンヤーズ、キルト・ワインズ、ダックホーン・ヴィンヤーズなどによるワインでした。

カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ グレイストーン校で開催されたバレル・テイスティングとライブオークションの前後の週にも、メドウッド・ナパヴァレーで開催された「プロのワインライターためのシンポジウム」、2つの「エクスペリエンス・ナパヴァレー」体験プログラム、NVVの年次メンバーシップ・ミーティング、「ヴィンテージ・パースペクティブ・テイスティング」をはじめ数々のプレビューパーティーやテイスティングなど、NVVによる多くの教育プログラムが企画されています。

プルミエ・ナパヴァレーに関する情報や、プルミエ・ナパヴァレーのワイン商品の一覧はpremierenapavalley.comをご覧ください。

写真はプルミエ・ナパヴァレー・ウィーク・ギャラリー(Premiere Napa Valley Week gallery)からご覧いただけます。

その他プルミエ・ナパヴァレーのハイライトはツイッターフィード(#PNV18ソーシャルメディアフィード)もご覧ください。

 

ナパヴァレー・ヴィントナーズについて

540ものワイナリーが加盟する非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは、1944年に設立されて以来、一貫して最高品質のワインを造ろうと努力してきました。自身の故郷であるナパヴァレーの特別な大地を大切にし、環境活動にも積極に取り組み活動しています。詳しくはwww.napawine.jp(日本語)またはwww.napavintners.com(英語)をご覧ください。

 

このニュース・リリースに関するお問い合わせ先

ナパヴァレー・ヴィントナーズ 日本事務所 窓口:若下静 Japan@napavintners.com