NVV、ナパヴァレーの認証マークを取得 ‐ 同種のマーク取得は米 国初

認証マークの取得は、世界の消費者をワインラベルの虚偽表示から守る活動の弾みに なります

2015 12 7 日 – カリフォルニア州セントヘレナ – ナパヴァレー・ヴィントナーズ非営利生産 者団体は今日、「ナパヴァレー」の名称が認証マークとして米国特許商標庁から認可されたと発表 しました。NVV はこれまで、ナパヴァレーの名称を保護し、消費者が虚偽表示に惑わされることが ないよう取り組んできましたが、今回の達成はその活動に大きな弾みをつけることになります。ア メリカ政府公認葡萄栽培地域(AVA)が米国で認証マークとして登録されるのは初めてのことです。

 

今回認証マークを登録するにあたっては、国に対する 5 年間の働きかけや 100 以上のブランド所有 者との合意が必要でした。認証マークの登録は、NVV が世界中で行っているナパヴァレーの名称を 保護する活動に必要不可欠です。

 

「NVV    は、消費者がワインラベルの虚偽表示によって被害を受けることがないよう積極的に活動を 展開する、ワイン業界のリーダーです」と話すのは、ナパヴァレーにあるディキンソン・ピートマ ン&フォガーティ弁護士事務所の商標弁護士で、商標登録に関する  NVV  の顧問でもあるスコット・ ゲリエン氏です。「ナパヴァレーの名称を守るために諸外国と交渉しているうちに、私たちは外国 政府の協力を本当に仰ぐのであれば、まずは米国国内で然るべき地位を確立する必要があるという ことに気づきました。認証マークが登録されるまでには随分時間がかかりましたが、米国特許商標 庁の協力には感謝しています。」

 

米国特許商標庁から認証マークを取得するためには、商標に「ナパ」の名称を使用するワイナリー やワイン関連のビジネスから 50 以上の契約書を取得し、商標がナパヴァレーの AVA の基準に合致 していることを証明する必要がありました。認証マークの申請をした後も、新たな「ナパ」の商標 所有者とさらに   50  の契約書を個別に結んで認証マークが実際に行使されていることを示しました。

 

「認証マークを取得するには長い時間がかかりましたし、手続きも煩雑でした」と話すのは、NVV 政府交渉担当役員のレックス・スタルツ氏です。「もちろん認証マーク取得のお祝いにはナパヴァ レーのスパークリングワインを開けました。」

 

米国で認証マークを取得した NVV ですが、海外ではオーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、EU、 インド、イスラエル、ニュージーランド、ノルウェー、台湾、タイ、トルコと、ナパヴァレーの名 称を保護することで既に合意しています。今回米国で認証マークを取得したことで、さらに多くの 国との交渉がしやすくなり、また世界の消費者を保護する活動にも弾みがつきます。

 

ナパヴァレー・ヴィントナーズについて

非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは 1944 年の設立以来、所属する 525 を超える加 盟ワイナリーに対し一貫して最高品質のワインを造ること、環境活動をリードすること、そして彼 らが故郷と呼ぶナパヴァレーの特別な地を大切にすることの重要性を説き、卓越性を追求してきま した。詳しくは www.napawine.jp(日本語サイト)および www.napavintners.com(英語サイト)を ご覧ください。

 

 

<このニュース・リリースに関するお問い合わせ先> 

ナパヴァレー・ヴィントナーズ   日本事務所

窓口:若下静 Email:   Japan@napavintners.com

Facebook:   www.facebook.com/napavintnersjapan

www.napawine.jp (日本語) www.napavintners.com(英語)