新たに9つのワイナリーがナパグリーンの認証を取得

ワイナリー協会は、2020年までにすべての会員がナパグリーンの認定を取得できるよう強力な支援を行っています

2015519 – カリフォルニア州セントヘレナ – ナパ群監視委員会は今日開かれた会合で、新たに9つのナパヴァレーのワイナリーがナパグリーンの認定を受けたことを明らかにしました。ナパヴァレー・ヴィントナーズ (NVV) 非営利生産者団体はこの発表を受け、認定されたワイナリーの達成を称えました。

ナパグリーンとは第三者が認定を行う厳格な基準の環境プログラムで、ワイナリーにおける水やエネルギーの使用量や廃棄物の量を削減して、カーボンフットプリントの全体量を低減することを目的としています。NVV、ナパ群環境管理課、そしてベイエリア自治体協会が共同で2008年に策定しました。

「ナパグリーンに参加して「通常の仕事」以上のことをすることで、ワイナリーは環境への配慮を目に見える形にすることができます」とナパ群監督官、マーク・ローレンス氏は言います。「地元企業にとって、水の使用量や廃棄物の量、そして二酸化炭素の排出量を削減することがこれほどまでに重要であった時代はありませんでした。ナパグリーンは地元のワイナリーのこうした重要な取り組みを支援します。さらにワイナリーには継続的な改善努力が義務付けられていて、3年ごとに認定を更新する仕組みになっています。一度認定されたらそれでおしまいではありません。」

NVVは今年の初め、プログラムの対象となるすべての会員が2020年までにナパグリーン認定ワイナリーまたはナパグリーン土地プログラムに参加することを目標として打ち出しました。ナパグリーン土地プログラムもまた第三者による認定プログラムで、ナパヴァレーの土地所有者がナパ川の河川流域を保護し、絶滅に瀕している地元の動植物種や水辺の生殖地を守るためにできる最善の方法を実施する支援をします。ナパ群では65,000エーカー以上の土地がすでにプログラムの認定を受けているか承認待ちの状態であり、ナパヴァレーのすべてのぶどう畑のうち3分の1以上の土地がナパグリーン土地プログラムの認定地です。

「私たちは環境保護の良き担い手となりたいのです」と話すのは、NVV理事会会長で、シルバーオークとトゥーミーセラーズのCEOでもあるデイビッドRダンカン氏です。「すべてのNVVの会員が2020年までにナパグリーンプログラムに参加する、という私たちワインコミュニティーの決意をとても誇りに思います。今日新たに9つのワイナリーが認定されたことで、また一歩目標に近づきました。」

本日監視委員会によって認定を受けたワイナリーは以下の通りです。クリフ・レイディ・ヴィンヤーズ、ドメイン・カルネロス、フランク・ファミリー・ヴィンヤーズ、ホーニッグ・ヴィンヤーズ&ワイナリー、ハニカット・ワインズ、マーカム・ヴィンヤーズ、サター・ホーム・ワイナリー、ヤング・イングルウッド・ヴィンヤーズ、ZCワインズ

ナパグリーンについて

ナパグリーンおよびナパヴァレーの画期的な環境保護条例は、ワイン業界においても最も厳格で包括的な取り組み内容となっています。ナパグリーンでは、環境的に理にかなった持続可能な活動を推進することに主眼が置かれており、認定は独立した第三者機関によって行われます。20の地域、州および連邦の土地利用と生産に関するベストプラクティスに準拠しそれらをさらに上回る水準内容となっているこのプログラムは、ナパヴァレーが自ら開発したものです。ナパヴァレーのワイナリーおよびぶどう栽培の従事者は、ナパヴァレーの環境特性を保護し高めることを目的として農園ごとに計画を策定して実行し、またエネルギーや水の利用、廃棄物を減らすための生産設備プログラムに参加して、資源利用の節約に努めています。詳しくはwww.napawine.jpをご覧ください。

 

ナパヴァレー・ヴィントナーズについて

非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは1944年の設立以来、所属する500の加盟ワイナリーに対し一貫して最高品質のワインを造ること、環境活動をリードすること、そして彼らが故郷と呼ぶナパヴァレーの特別な地を大切にすることの重要性を説き、卓越性を追求してきました。詳しくはwww.napawine.jpをご覧ください。

 

 

<このニュース・リリースに関するお問い合わせ先>

ナパヴァレー・ヴィントナーズ 日本事務所 窓口:若下静

Email: Japan@napavintners.com

Facebook: www.facebook.com/napavintnersjapan

www.napawine.jp (日本語) www.napavintners.com(英語)