オークション・ナパヴァレー2020を中止も、地元地域への継続的な支援を表明

2020年3月19日カリフォルニア州ナパ・ヴァレー現地配信
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世界的なCOVID-19パンデミックを受け、ナパヴァレー・ヴィントナーズ (NVV) はオークション・ナパヴァレー2020の中止を決定した。一方、地元地域に対する多額の寄付は引き続き行うとした。

この決定はオークション・ナパヴァレー実行委員会、2020年の名誉チェアであるアロウホ・ファミリー、および主要な出資者たちが2週間に渡る慎重な議論の末、下したものだ。

NVVは40年以上に渡り地域の医療や児童教育に2億ドルの寄付を続けてきた。NVVの声明では、これら地域事業を維持するため、またCOVID-19がもたらしうる影響に対応するため、少なくとも昨年と同額の寄付を行うとした。その資金はNVVがこのような異例の事態に備え長年に渡り積み立ててきたリザーブ・ファンド(予備資金)から供出される。

「我々はこのオークションに対し40年以上に渡りワイナリー、入札者、ボランティア、地域、提携企業から受けてきた多大な支援に深く感謝しています」。ナパヴァレー・ヴィントナーズのプレジデント兼CEOのリンダ・レイフはこう述べた。「今、最も重要なことは家族、従業員、地域の人々のケアです。NVVは私たちの地域を支援するため、あらゆる手を尽くします」。

アロウホ・ファミリーは来年6月3日から6日に開催予定のオークション・ナパヴァレー2021のチェアを快く引き受けた。

「私どもは最高の入札者、出品者、戦略的パートナー、ワイナリーのスタッフやメンバー、オークション委員会、そしてナパの地域の皆様と共にオークション・ナパヴァレー2020の企画に楽しんで取り組めたことを大変嬉しく思っています」。バート・アロウホおよびダフネ・アロウホ夫妻はこう述べた。「ですから引き続きオークション・ナパヴァレー2021のチェアに留まってほしいというご要望を頂いたことは大変光栄で、来年この役目を再び担い、ナパヴァレーに多くの皆さんをお迎えするのはこの上ない経験になると信じています」。

ナパヴァレー・ヴィントナーズについて

550ものワイナリーが加盟する非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは、1944年に設立されて以来、一貫して最高品質のワインを造ろうと努力してきました。自身の故郷であるナパヴァレーの特別な大地を大切にし、環境活動にも積極に取り組み活動しています。詳しくはwww.napawine.jp(日本語)またはwww.napavintners.com(英語)をご覧ください。

このニュース・リリースに関するお問い合わせ先

ナパヴァレー・ヴィントナーズ 日本事務所 窓口:若下静 Japan@napavintners.com