ナパヴァレー・ヴィントナーズが2015年のヴィンテージについて最も多い5つの質問にお答えします

 

2015107 – カリフォルニア州セントヘレナ – ナパヴァレー・ヴィントナーズ (NVV) 非営利生産者団体によると、ワインメーカーの話では今年のナパヴァレーのワイン用ぶどうの品質は上々だということです。ナパヴァレーではぶどうの収穫がほぼ終わり、各ワインメーカーともワイン造りにいそしんでいます。生産真最中の今年度のワインですが、最も良く寄せられる質問にNVVがお答えします。

 

2015年ヴィンテージの特徴は?

「今年のぶどうは品質は良いが収穫量が少ない。特にここ3年の収穫量が過去最高を記録してきただけに、その少なさが目立つ」という声が多くのワインメーカーから聞かれます。また今年は収穫時期が最も早い年でもありました。スパークリングワイン用のぶどうの収穫は7月22日に始まり、10月中旬までにはほぼ全ての造り手が収穫を終える見通しです。

日照りは今年度のワインの品質にどう影響しますか?
例年と比べると降雨量は75%ほどに留まりましたが、冬に晴れる日が多く比較的暖かかった影響で、房は小ぶりでも味のぎゅっと詰まった実になりました。春が涼しかったことで開花期間が長引き、実の付き方は若干まばらになりました。ワインメーカーはぶどう栽培者と連携し、光学式選別システムのような新しい技術を取り入れるなどして、最高品質のぶどうだけを使ってワインを造るべく努力をしています。まだ実際にどうなるかはわかりませんが、2015年度のワインは味わい深い豊かな風味のワインに仕上がることが期待されています。

最近の山火事がナパヴァレーのワインに及ぼす影響は?
ナパヴァレーの北に位置するレーク郡を襲った山火事では数千名の住民が被災する大きな被害を出しましたが、ナパヴァレーのぶどう畑やワイナリーは被害を免れました。火災が続いている間はナパ郡に吹く南西からの風が煙を吹き飛ばしてくれたおかげで、ナパヴァレーのぶどうに煤が付いたという報告はありませんでした。

収穫量が少なかったことでナパヴァレーのワインは品不足に陥りますか? 
2012年、2013年、2014年度にはナパヴァレーのワイン生産量は過去最高を記録しました。今年度の生産量が落ち込むことがわかっているため、各ワインメーカーはすでに慎重に配分を考え、在庫管理戦略を立てるなどして今年度の低い収穫量が消費者に直接影響を及ぼさないよう取り組んでいます。

2015年のワインの発売はいつから?
ソーヴィニヨン・ブランなど、香り高いナパヴァレーの白ワインが試飲できるようになり、店頭で商品を購入できるようになるのは2016年の春になります。2015年度のナパヴァレー産赤ワインが手に入るのは2017年以降になります。

 

ウェブサイト(napavintners.com/harvest)では、ワイン造りに携わるスタッフが投稿した多数の写真やビデオシリーズ「ナパヴァレー収穫の一日」を通じて2015年度の収穫を丸ごと振り返ることができるほか、季節のレシピやお勧めのワイナリー巡りプランなどがご覧いただけます。

 

ナパヴァレー・ヴィントナーズについて

非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは1944年の設立以来525を超える加盟ワイナリーに対し、最高品質のワインを造ること、環境活動をリードすること、そして彼らが故郷と呼ぶナパヴァレーの類まれなる美しい土地を大切にすることの重要性を一貫して説き、卓越性を追求してきました。詳しくはwww.napawine.jpをご覧ください。

 

NVV 2015年度収穫ウェブサイトはこちら

2015年度収穫 高解像度写真のダウンロードはこちら

 

<このニュース・リリースに関するお問い合わせ先>

ナパヴァレー・ヴィントナーズ 日本事務所 窓口:若下静

Email: Japan@napavintners.com

Facebook: www.facebook.com/napavintnersjapan

www.napawine.jp (日本語) www.napavintners.com(英語)