ナパヴァレー・ヴィントナーズ、ワイナリー通勤者の車利用の見直しを促す

ワイナリー通勤者の代替交通手段の利用は、生産者団体(NVV)の「ダウン・トゥ・アース(地に足の着いた)月間」の取り組みのほんの一例にすぎません

非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズ(NVV)は、毎年恒例となっているカリフォルニアワイン業界の祭典「ダウン・トゥ・アース」の期間にあたる4月を通じ、ワイナリー通勤者の車の利用を減らすよう促しています。

今月初めNVVは「ワイナリー通勤者チャレンジ」と銘打って、525の加盟ワイナリーに対して従業員がマイカーの相乗り通勤などを利用して代替交通手段の利用を促すよう呼びかけました。2014年に行われたナパ群移動形態調査により、ナパ群の道路を走る車の大半が、地元住民の一人通勤車であることがわかりました。

「交通量は地元が抱える重大な懸案事項です」と、NVVの会長兼CEOリンダ・レイフ氏は語ります。「ナパヴァレーの交通量を減らすためにはまず自分たちの行動から見直さなければなりません。地元の人間が一人で一台の車を使用していることが、交通渋滞を引き起こす最大の原因の一つとなっています。現状を改善する手立ての一つとして、このダウン・トゥ・アースの取り組みを発表することを嬉しく思います。」

NVVの「ワイナリー通勤チャレンジ」は、NVV加盟ワイナリーとその社員に参加を促すための資源と奨励策の両方を提供しています。ケークブレッド・セラーズ、イングルヌック、ロンバウアー・ヴィンヤーズ、サンスペリー・エステート&ワイナリー、トレフェセン・ファミリー・ヴィンヤーズなどのワイナリーがすでにこの取り組みに参加しています。「通勤チャレンジ」の参加に興味のあるワイナリーは、NVVに詳細をお問い合わせください。

ダウン・トゥ・アース月間はカリフォルニア・ワイン・インスティテュートの発案によるもので、ワイン業界が古くから力を入れてきた環境保全活動に、個々のワイナリーやNVVのような同業者団体が焦点を当てやすくすることを目的としています。NVVは4月を通じて「ワイナリー通勤チャレンジ」以外にも、ナパグリーン土地認定プログラムやワイナリープログラムの普及を推進していきます。

 

 

ナパグリーンとは、ナパヴァレーのぶどう畑やワイナリーの包括的な環境認証プログラムです。このプログラムは土からボトルにいたるまで、ワイン造りのすべての過程で包括的な管理を実行することにより環境に配慮しようという取り組みで、第三者独立機関がぶどうの栽培家やワイン生産施設を評価し認定することから、ワイン業界でも最も包括的な環境認証評価の一つとなっています。今のところプログラムの参加は任意となっていますが、NVVは昨年、2020年までに参加資格を満たす全加盟ワイナリーがナパグリーンに参加することを目標に掲げました。

ナパグリーンは4月23日(土)の午前11時から午後4時までナパのオクスボウ・コモンズで開催される毎年恒例のアース・デイの祭典を後援します。この催しでは情報の展示やライブエンターテイメントの他、子供のためのアクティビティーも行われます。ナパグリーンは同日の夕方5時から10時まで開催されるコノリー・ランチ・アース・ナイト・フェスティバルも後援し、音楽の生演奏や自然の材料を使った工作、フード・トラック、畑ツアー、月明かりのネイチャーハイクなどさまざまな催しが企画されています。どちらのイベントでもナパグリーン認定ワイナリーの生産したワインが供されます。

 

ナパグリーン土地認定プログラムおよびワイナリープログラムに関する情報

‐ナパ群の農地の7万エーカー以上がすでにナパグリーン土地プログラムの認定を受けているか、認定待ちの状態です。

‐ナパ群のぶどう畑の面積の46%がすでにプログラムの認定を受けています。

‐毎年700万ケース以上のワインがナパグリーン認定ワイナリーによって生産されています。

 

ナパグリーンについての情報は、リニューアルされたプログラムのウェブサイトでご覧いただけます。その他にもナパグリーン認定ワイナリーツアーの推奨ルートやプログラムに参加している土地およびワイナリーの所有者一覧、ナパグリーン・チャンピオンのケーススタディー、プログラムの参加基準の詳細、第三者による認定プロセスなどの情報が入手できます。

 

ダウン・トゥー・アース月間についてさらに詳しく知りたい方はdiscovercaliforniawines.com/d2eをご覧ください。

 

ナパヴァレー・ヴィントナーズについて

非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは1944年の設立以来、所属する525を超える加盟ワイナリーに対し一貫して最高品質のワインを造ること、環境活動をリードすること、そして彼らが故郷と呼ぶナパヴァレーの特別な地を大切にすることの重要性を説き、卓越性を追求してきました。詳しくはwww.napawine.jpをご覧ください。

 

<このニュース・リリースに関するお問い合わせ先>

ナパヴァレー・ヴィントナーズ 日本事務所 窓口:若下静

Email: Japan@napavintners.com

Facebook: www.facebook.com/napavintnersjapan

www.napawine.jp (日本語) www.napavintners.com(英語)