2015年12月1日 – カリフォルニア州セントヘレナ – ナパヴァレーの525を超えるワイナリーを代表する非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは、新たにイスラエル、トルコともワインの生産・販売に使われるナパヴァレーの名称を保護する合意をしました。
「“ナパヴァレー”と表示があるワインは全て、ナパヴァレーで採れたぶどうで作ったワインが含まれていなければなりません。消費者を守る立場からも、産地名称の保護は当団体の最優先事項の一つです。」と語るのは、NVVのナパ名称保護委員会の会長兼NVVの役員であり、ラデラ・ヴィンヤーズの経営者であるパット・ストテスベリー氏です。「ナパヴァレーは世界最高級ワインの代名詞です。私たちには、世界のワイン愛好家が利益のために産地を偽る業者に騙されないよう対策を取る責任があります。」
同じくナパヴァレーは2012年、ワイン生産地としては世界で初めて中華人民共和国で地理的表示(Geographical Indication、略してGI)の類の地位を獲得しました。また2007年には欧州連合で初めて、ヨーロッパ以外のワイン生産地として地理的表示の地位を得ています。オーストラリア、ブラジル、カナダ、インド、ニュージーランド、ノルウェー、台湾、タイでも、ナパヴァレーの産地名が守られることが約束されています。
米国国内では、1980年代後半にNVVがワイン産地としては初めて全国的な結合ラベル法(産地の地域と準地域の二つを表示する)を起草しました。またナパ名称法もNVVが起草し、連邦最高裁判所にまで持ち込まれる長い法廷闘争を経て2006年に発効しました。この二つの表示法は、ナパヴァレーの名を名実ともに、一層強力に守るのに役立っています。
ナパヴァレー・ヴィントナーズについて
非営利生産者団体ナパヴァレー・ヴィントナーズは1944年の設立以来、所属する525を超える加盟ワイナリーに対し一貫して最高品質のワインを造ること、環境活動をリードすること、そして彼らが故郷と呼ぶナパヴァレーの特別な地を大切にすることの重要性を説き、卓越性を追求してきました。詳しくはwww.napawine.jpをご覧ください。
<このニュース・リリースに関するお問い合わせ先>
ナパヴァレー・ヴィントナーズ 日本事務所 窓口:若下静
Email: Japan@napavintners.com
Facebook: www.facebook.com/napavintnersjapan
www.napawine.jp (日本語) www.napavintners.com(英語)